再発を繰 返した猫
多発性皮膚肥満細胞腫
1
例
う
動
物
病
院
Ｒｅｃ ｅ ｉ ｅ ｉ ａ ｃｅ l ｉ ｃａ
UNO ANIMAL HOSPITAL
宇
健
治
症
例
動物：猫 種類：雑種 性別：
年齢：5
体 ：4.4 ｇ
毛色：黒
去勢済
既往
び主訴
前 頂部 上眼瞼 頚部 複数 腫瘤
発生し 他院 摘出手術を受け 病理組織
検査 皮膚型 ンパ腫 診断を受け
週間後摘出部 腫瘤 再発 体幹部
初診時一般身体検査所見
頂部 部 上眼瞼 頚部 胸側部 尾 部
米粒大 大豆大 正常域 境界 明瞭 複数 脆弱腫瘤
栄養状態良好 腹部触診異常 し 体表 ンパ節異常 し
初診時ＦＮＡ検査所見
小体大型明瞭 異常 マチン結節を つ ンパ芽球様細胞
初診時血液生化学検査所見
WBC /μℓ 10120 ALT U/ℓ 33 Eos /μℓ 2834 AST U/ℓ 30 Seg /μℓ 5262 ALP U/ℓ 73 Lym /μℓ 2024 TBil ㎎/㎗ 0.1 Mon /μℓ 0 BUN ㎎/㎗ 26 PCV ％ 35 Cre ㎎/㎗ 1.0 TP ｇ/㎗ 6.8 Alb ｇ/㎗ 3.1 Na mmol/ℓ 94 Glu ㎎/㎗ 65 K mmol/ℓ 3.7 Ca ㎎/㎗ 10.5 Cl mmol/ℓ 116 FeLV
FIV
治療
び経過
抗癌剤治療 選択 CVTXプ コ
胸側部 尾 部腫瘤消失
頂部 部 上眼瞼 頚部腫瘤
存 増大
外科的 除 実施 初診
VCR ﾁ
asp
L-CPM( ﾎ ｧ
DXR( MTX Pred(
摘出腫瘤
病理組織検査所見
小体明瞭 多形 淡明
無顆粒性 細胞質を 異型性
病理組織特
染色所見
染色：腫瘍細胞 細胞質メタ マ
病理組織診断：無顆粒性 化型皮膚肥満細胞腫
治療
び経過
抗癌剤治療 選択 CVTXプ コ
腰背部 頚部 前肢端 新た 腫瘤
頂部 部 上眼瞼腫瘤 再発 し
外科的 除 2回目 実施
2 後
VCR ﾁ
asp
L-CPM( ﾎ ｧ
Pred( DXR( MTX
4 後
腰背部
治療
び経過
抗癌剤治療 変更
外科的 除 3回目 実施
後 回目手術後
VBL ﾁ
2mg m2 2週
点滴静注
８ 後
経口投
5mg head SID
局所注
1mg 腫瘍径1㎝ 2週
治療
び経過
8 後 後
腫瘍 浸潤性 再増生
十 マ ン
手術縫合部 癒合 全
外科的 除 3回目 実施後
外科的 除
4回目 実施
左前肢断脚手術
年６
抗癌剤治療
VBL ﾁ 点滴静注
経口投
脾臓超音波
脾臓FNA
腹部X線
猫
皮膚肥満細胞腫
孤立性 主 部 頚部 発生 全身発生
全身性皮膚肥満細胞腫 多く 内蔵型 転移
腹腔内諸臓器 精査異常 し
初発 皮膚病変 長期 寛解状態
猫
肥満細胞腫
診断
ＦＮＡ検査：特徴的 細胞質内顆粒 存在
病理所見：メタ マ を示 腫瘍細胞 確認
犬 肥満細胞腫 組織学的 け
Ｐａ ａｉ 類
本症例 : 化 高悪性度Ｐａ ａｉ Ⅲ 相当
ＦＮＡ検査：無顆粒性 ンパ芽球様細胞
肥満細胞腫
治療
広範囲外科的 除
化学療法： ﾁ ﾁ
放射線療法
外科的 除 び 補助的化学療法
